今日は、
みんなに向けてのお話。
リーダーの役割を
担うことなった時に
意識してほしいことを
お話ししたいと思います。
キャプテンとか
部長とか
委員長とか。
班長とか
会長とか
リーダーとか。
人の上に立つ役割を
担う人がいます。
いわゆる
“リーダー”
と呼ばれる役割ですね。
自分から手を挙げて
リーダーになる人もいます。
周りからの推薦を受けて
リーダーになる人もいます。
時々、
学生から相談を
受けることがあります。
「リーダーって何すればいいんですか?」
“リーダーとして
メンバーに指示していたら
反発を受けた”
“メンバーからの
要望が多すぎて
まとまらない”
いろいろ悩みますね。
リーダーとか
リーダーシップという
言葉があります。
リーダーとか
リーダーシップについて
書いてある本はたくさんあります。
リーダーとか
リーダーシップについて
書いてあるサイトもたくさんあります。
私もたくさん読みました。
いろいろ試してみました。
でもやっぱり難しいですね。
いろいろ試して、
いろいろ失敗して、
わかったことが2つあります。
その1
『メンバーはリーダーに決めてほしい』
その2
『メンバーはリーダーに聞いて欲しい』
その1
『メンバーはリーダーに決めてほしい』
メンバーに対して、
「あれやって」「これやって」と
指示が多いと
反発されることが多いようです。
メンバーに意欲的な人が多いと、
反発されることが多いようです。
この場合、
「これにしよう」と
決めるだけでいいようです。
メンバーに意欲的な人が多いと、
あとは
みんながやってくれることが多いようです。
“まとめよう”とか
“動かそう”とかするより、
“何をするか(どれにするか)決める”ことを
メンバーが求めていることが多いようです。
その2
『メンバーはリーダーに聞いて欲しい』
メンバーの意見を
あれもこれも聞いていると、
決められなくなることが多いようです。
だからと言って
メンバーの話を聞かないと、
反発されることも多くなります。
「ああした方が良い」
「こうした方が良い」
いろんな意見は
受け止めるのが
いいと思います。
とはいえ、
受け入れ過ぎると
自分が辛くなります。
リーダーが
自分で何でも決めるよりも、
みんなの意見を聞いてくれることを
メンバーが求めていることが多いようです。
大事なのは、
受け入れることではなく
受け止めること。
その上で決めるのが良いようです。
組織には
リーダーが必要です。
メンバーも
リーダーを必要としています。
リーダーには、
威厳とか権威とかより、
“メンバーの話を受け止める”ことが
大事だと思ってください。
聞き流すでもなく、
聞き入れ過ぎるでもなく。
メンバーの話を
受け止めてくれるリーダーは、
メンバーにとって
安心できるリーダーです。
そんなリーダーを、
メンバーは頼もしく、
頼りがいがあると
思ってくれるようです。
すべての組織に
当てはまるかと言われれば
難しいかもしれません。
まずやってみて。
まず試してみて。
参考になればいいな。
そう思っています。