未来は想像するより創造する

今日は、
みんなに向けてのお話。
年齢関係なく、
みんなに知って欲しい内容です。

「先生、これから日本ってどうなるんですか?」
年に何度か、講座の受講生に聞かれることがあります。

「そうだね~。どうなるかなぁ~」

「ごまかさないでくださいよ。
真面目に聞いてるんですから」

「あ、ごめん、ごめん。
まぁ、人口減少は止まらないし、
高齢化も止まらない。
地域の過疎化も進むだろうね」

「そういうのはいいです。
ちょっと調べればフツーに出てきますから」

「そっか、ごめんごめん。
じゃ、何を話せばいいんだろ」

「AIとか5Gとかドローンとか、
いろいろ出てきてるじゃないですか」

「うん、たしかに」

「そういう世の中で、
私たちはどうすればいいか、
ってことなんですけど……」

「どうすればいい?」

「はい、どうすればいいか、です」

「自分で考えればいいんじゃないの?」

「教えてくれないんですか?」

「だって、自分の人生や自分のキャリアは
自分で考えて、自分で決めるもんでしょ?」

だいたいこういう会話になることがい多いです。
だいたいこういう話をすることが多いです。
そうすると、だいたいはそこで会話が終わります。

僕に、聞いてくれた学生は、
ちょっと不満そうな顔で
「じゃ、もういいです」と
言って帰っていくことが多いです。

“ちょっと意地悪だったかな”
そう思うこともないことはないですが、
でもやっぱりそこは曲げられないかも。

僕が高校、大学、そして社会人になりたての頃は、
スマホもパソコンもインターネットがない時代でした。
情報がなかなか手に入りにくい時代。

今はスマホで何でも調べられる時代だし、
調べなくともいろいろな情報が飛び込んでくる時代。

ともすると、
情報が多すぎて
何をどう判断していいかわからない時代かも。

「これからどうなるんだろう」
「自分はどうするのがいいんだろう」

考えれば考えるほどわからなくなったり、
もしかすると不安になったりすることが多いかも。

今日、お勧めしたいのは、考え方。
「これからどうなる?」と
考えるのもいいですが、
「これからどうする?」とか
「それなららこうしてみようかな?」と
考えてみるのもいいのでは? ということ。

僕は講座で
“未来予見”という言葉をよく使います。
講座のテーマに
“未来予見”という言葉を使っています。
“未来予測”ではありません。
“未来予見”です。

何が違うのかと言えば、
未来予測=これからどうなるか考えること
未来予見=これからどうするか考えること
ですかね。

“どうなるんだろう”
と考えることも大事なことですが、
せっかくなら
“どうするか”
と能動的に考えた方がいいかも、
と思っています。

学校や大学や会社、
それこそ社会はなかなか変えられないけど、
自分自身の未来は自分で変える、
自分で決めることができるものだと思っています。

“これからどうなるんだろう”と考えて、
“自分はどうすればいいんだろう”と
誰かに答えを求めるよりも、
“自分はこうしてみようかな”とか
“ちょっとこういうことをやってみようかな”と
チャレンジした方が楽しいと思います。

未来は想像するだけでなく、
創造することが大事だと思います。
自分の未来を前向きに想像して、
どうするか創造することが大事だと思います。

その方が楽しいんじゃないかと思います。
その方がハッピーになれる確率が上がると思います。

「そうなか?」
と思う人もいるかもしれません。
考え方はいろいろですが、
「こういう考え方もあるかもな」
と思ってもらえたら、嬉しいです。

「どうなる?」と考えるだけじゃなく、
「どうする?」を口ぐせにしてみる。
「想像する」だけじゃなく、
「創造して」チャレンジしてみる。
ちょっとずつ自分の未来が
いい方に向かっていくかもしれません。

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