与える人が受け取る人

今日は、
みなさんに向けての
お話です。

なかなか
理解しにくいかも
しれませんが、

“そういう考え方もあるんだな”と
思ってもらえれば。

何度も提案書を作り直した。
何度も何度も足を運んだ。
ようやく契約をいただいた。

時間を惜しまず打ち込んだ。
効率を追求しながら取り組んだ。
期日よりも早く納品できた。

「よくやったね。さすがだよ」

同僚や上司から
褒められることもあるでしょう。

そんな時、どう答えますか?

「はい、やりました、がんばりました。
ありがとうございます!」

こういう返答もあるかと思います。

「はい、おかげさまで。
ありがとうございます」

こういう返答もあるんです。

同僚も上司も、
直接手伝ったわけではない。
自分が頑張ったから
この結果になった。

確かにそうかもしれません。

ただ、こういう時にこそ

「おがげさまで」

と言ってみると
良いと思います。

仲間が報告書づくりに苦戦している。
明日の午後まで間に合うか
微妙らしいので、手伝うことにした。
結局終電になったけど、
報告書は無事できたようだ。

仲間が封筒詰め作業に
追われている。
あまりにも
大量の封筒がつまれているので、
手伝うことにした。
結局残業になっちゃったけど、
なんとかすべての封筒に封入できた。

「助かったよ、ありがとう」

仲間から
こう感謝されることでしょう。

そんな時、どう答えますか?

「これで貸しができたな。
今度、なんか奢れよ」

こういう返答もあるかと思います。

「いやいや、
困ったときはお互い様」

こういう返答もあるんです。

自分が手伝わなかったら、
仲間は
間に合わなかったかもしれない。
他の仕事に移れず、
ひたすら作業に
追われていたかもしれない。

確かにそうかもしれません。
ただ、
こういう時にこそ

「お互い様」

と言ってみると
良いと思います。

自分には自分の仕事が
あるものです。

会社では自分の仕事が
評価されるものです。

ただ、
時に自分だけでは
乗り越えるのは難しいことも
あります。

そんな時、
仲間が助けてくれるものです。

仲間が苦しい時に
助けを差し伸べていると、
仲間が助けてくれるものです。

「助けてよ」

そうお願いすることもできますが、
お願いしなくとも
さりげなく助けてくれる
仲間の存在は嬉しいものです。

お願いすれば
助けてくれる仲間も
いいですが、

お願いしなくても
助けてくれる仲間は
もっと良いものです。

「おかげ様」と「お互い様」

この言葉を
普段から口にできる人には、
ツキがめぐってきます。
仕事だけでなく、
普段から口にできる人には、
運が向いてきます。

“何を根拠に?”

そう思う人もいるかもしれません。

“そういうものかもな”

そう思ってくれたら嬉しいですね。

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