好かれるより嫌われないことが大事

今日は、
みんなに向けてのお話。

特に、
ちょっとだけ
自分に自信のない人向けのお話です。

これまで
長いことシューカツ指導をしてきて、
感じていたことがあります。

最近も講座で大学生と接してきて、
感じることがあります。

自分に自信のある人は、
人に嫌われても気にしない。

自分に自信のない人は、
人に嫌われることを気にする。

もっと言うと、
自信のない人は、
人に好かれよう、
好かれようと頑張ってる。

頑張ってるというか、
無理しちゃってるような。

見ていて、ちょっとしんどそう。

好かれよう好かれようと努力すればするほど
報われなくて、
落ち込んじゃうことも?

好かれよう好かれようと無理すればするほど
疲れちゃって、
ふさぎ込んじゃうことも?

“どうしたもんかな?”と、
いつも考えています。

「どうすれば自分に自信がつきますか?」

こう聞かれることもあります。

この質問に、
いろいろアドバイスすることもあります。

ただ、自分に自信をつけるには、
ちょっとだけ時間と労力が必要だったりします。

“そこまで頑張れない”

そういう声もあるかもしれないので、
今日はちょっとしたコツを。

そのコツとは、
リアクションを変えること。

リアクションを変えるって言うのは、
言葉を変えること。

それが、「ごめんなさい」を
「ありがとう」に変えること。

シューカツの模擬面接でのこと。

発言の真意を確認したくて、
確認質問をすることがあります。

「いまお話いただいた××っていうのは、
〇〇という意味ですか?」

「あ、スミマセン(ごめんなさい)。
そういう意味じゃないんです……」

こちらは確認をしたいだけなのですが、
謝られると、
ちょっと気まずくなります……。

講座が始まる前や休憩時間、
学生同士でこんな会話を聞くことがあります。

「ねぇ、××っていいよねー」

「そう? 私は〇〇がいいなー」

「あ、ゴメン。そうだね、〇〇。
いいよね……」

個人の好みや
趣味の話をしているだけだと
思うんですが、
謝る必要あるかな? と。

これらの会話の
リアクションを変えると、
どんな感じになるでしょう。

「いまお話いただいた××っていうのは、
〇〇という意味ですか?」

「ありがとうございます。
言葉の定義を間違っていたかもしれません。
私としましては……」

「ねぇ、××っていいよねー」
「そう? 私は〇〇がいいなー」
「へぇ~、〇〇かぁ。ありがとう。
〇〇のこと、もっと教えてよ」

相手としては、
イヤな気持ちもしませんし、
逆に好印象になると思うのですが。

無意識に
“ごめんなさい”を
使っている人も多いかもしれません。
とはいえ、
“ごめんなさい”
という言葉が持つニュアンス、
どう思われますか?

意識的に
“ありがとう”を
使ってみるのも良いのではないでしょうか?
“ありがとう”
という言葉が持つニュアンス、
相手はどう感じると思われますか?

ちょっと難しい言葉を使いますが、
『承認欲求』という言葉があります。

簡単に言うと、
“他人に認められたい”
という思い、気持ちのことです。

この思い、気持ちが強すぎると、
他人の目が気になってしまいます。

“自分のこと、どう思ってるのかな?”と
気になってしまいます。

“自分って、どう思われているのかな?”と
気になってしまいます。

気になりだすと、
相手に合わせようとしたり、
いつもの自分じゃない
自分を出したりするようになることが
多いようです。

もしかすると、
承認欲求が強いと、
”他人に好かれたい“
という気持ちが
大きくなってしまうのかもしれません。

“好かれたい”という気持ちじゃなく、
“ま、嫌われなかったらいいか”
ぐらいの気持ちでも
いいんじゃないかと思います。

とはいえ、
すぐに気持ちを
切り替えられるわけでもないので、
まずは言葉を変えてみても
いいんじゃないかな、というお話でした。

いろいろな考え方があっても
いいと思いますが、
こんな考え方もあるんだな、
と思ってもらえたら嬉しいです。

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